都会から田舎に嫁いだ家事嫌いの主婦ブログ

友達付き合いに疲れた…、私は”グループ”に向いていないタイプ

友達付き合いに疲れた…、グループの輪に入ることに必死な自分。

家族でもパートナーでもない、
それでも自分と近い存在である友達。

家族でもなければパートナーでもないので、
どれだけ一生の友人であることを誓ったとしても
最も”他人”に近い存在であると思います。

それだからこそ、楽しいし難しい。

他人であるからこそ伝えられることや伝えなくても良いこと、
他人であるからこそ許せることや許せないこと、

そう思うと不思議な存在です。

そんな友達が複数人になればグループとして更に複雑化しますし、
団結することだけではなく対立することや、
時には孤立することもあるでしょう。

団結・対立・孤立などハッキリすればまだ分かりやすい。
なんだか上手くいかずにモヤモヤする…
なんてことも頻繁に起こることだと思います。

そんな友達付き合いになんだか疲れている…。
そんな人世の中にたくさんいるでしょう。

友達ともうまくいかない自分はダメな人間なのかもしれない、
なんて思って落ち込んでしまう前に、
一旦友達付き合いを休憩してみてはいかがでしょうか。

私も昔から大勢の友人との付き合いがかなり苦手で、
上手くいかずに一人でモヤモヤと悩んでいました。

それでも今は、本当に大切な数人がいてくれるだけで
私の人生は豊かなものになっています。

人間関係の休憩だなんて…と諦めずに、
一度イメージだけでもしてみてください。

一旦、友達の輪から離れて一人になってみる。

一旦友達の輪から離れて一人になってみましょう。

いやいや何を言うのかと思えば、ありきたりな事を…
そんなこと簡単に言われても出来ない…

なんて、その通りなんです。

今付き合っている友達と離れて
一人になってみることは相当な勇気が必要です。

こうやって離れている間に更に溝が生まれてしまう。
友達グループの中で自分だけ知らないことが増えると不安。
もうこのままずっと一人なのかな。

私も不安でしたが、まずは一週間試してみてください。

一週間やってみて、距離を置く方がストレスなのであれば、
また友達グループの輪に戻ればいい。
離れた方がストレスになってしまう方は、
今の状況ではその輪にいるという判断が自分にとって良いということです。

一週間離れてみて、不安はあるものの少し気持ちが軽くなった方、
もう少し一人の時間を過ごしてみてください。

その期間に、今まで友達グループの輪にいると見えてこなかった
色々な発見があると思います。

自分が意外と一人の時間も楽しむことが出来ること、
今まで一緒にいた友達のいい面・悪い面、
今まで交流がなかった人たちとの新しい出会いがあるかもしれません。

友達グループから離れて一人になった時間が、
気が付けば今まで気が付かなかったこと、知らなかったこと、
出会わなかった人達と向き合う時間に変わっているかもしれません。

一人になった時に会いたいと思った人に会う。

一人の時間を過ごしてみて意外と有意義に過ごせている、
それでもやっぱり会いたくなる人、
その人こそ自分にとって必要な友達なのだと思います。

『必要とされたいから』と、グループの輪に入っていくと、疲れませんか。

相手と付き合う動機が自分の承認欲求だと、
相手から求められない時にその動機が疲れに変わります。

それなら、自分が会いたい人。そして自分に会いたいと言ってくれる人。
お互いが会いたいと思う人とずっと付き合っていけば、
友達との時間が自分の癒しになります。

『友達100人出来るかな』=『友達は100人必要』ではない

幼い頃からなんとなく、友達は多い方が良いと思って生きてきました。

『あの子は友達も多くて良い子なんです。』『あなたは友達がたくさんいて良いね』
『クラスみんなが友達だから、仲良くしましょう。』

幼い頃から聞いてきた言葉の影響があるのかもしれません。

それでも、友達付き合いに疲れるなんて状況が発生している時点で、
大勢の輪の中に入ることに向いていない性格なのかもしれません。

私は完全に向いていない性格なんだと思います。

そのことに高校生の頃に気が付き、自分に呆れてしまいました。

もうずっと孤独だ、みんなは大勢の輪の中に入れて楽しそう。
このまま一人で生きていくのかな。
こんな私と一緒にいても誰も楽しくないよね。

そうしてしばらく”輪の外”で生活してみて、気が付きました。

家にいる時間が増えたことで知った、
知らない間に親と対等に話せるような年齢になっていたこと。
意外と自分は一人でも気楽に楽しむことが出来ること。
“輪の外”にはもっともっとたくさんの人がいたこと、
たくさんの世界があったこと。

そして、”輪の外”に出てみても私を誘ってくれる友達がいたこと。

大勢の友達に囲まれ、常に友達が途切れないような人生ではありませんが、
その友達数人とはこれから一生付き合っていくんだろうなと思います。

友達は数人しかいないけれど、
グループの輪に入ろうとしてみた頃と比べ物にならない程
豊かな人生になっています。

グループの輪に入れないことはコンプレックスではありません。

向き・不向きです。

友達付き合いに疲れ、そろそろこの疲れを何とかしたい!なんて方、
思い切って一人になってみることを提案します。