就職活動
大学に入学した頃から、なんとなく頭の片隅にあった就職活動。
意外と早く訪れるものです。学生生活の4分の3が終了する少し手前で開始。
まだまだ学生生活を謳歌したい真っ只中での就職活動。
モチベーションを保つのは大変です。
今回は、私や私の周りの友人、そして後輩達も実践していた
就職活動のモチベーションを保つ方法をいくつかご紹介します。
就活モチベーションの保ち方
就職活動を途中で諦めて会社に入社した未来の自分を想像
就職活動を行う上で、
第一志望の会社や譲れない条件というものは誰にでもあると思います。
しかし、その希望を叶えることを諦め、
早々に内定を貰った会社で良いかな…と
気持ちが揺らぐこともあるのではないでしょうか。
気持ちが揺らぎそうな時、なんとなくでいいので
志望した訳でもなく希望条件も当てはまらないけれど、
内定を貰った会社に入社した自分
を想像してみてください。
その後、
志望している会社・希望する条件で働く自分も想像してみましょう。
その2つを比較して、確実に後者の方が自分が望む未来なのであれば、
このまま諦めずに就職活動を続けるべきです。
就職活動を早く終わらせたい一心で入社した場合、
入社後に仕事で行き詰った時、
就活生時代に諦めた日のことがずっと頭に引っかかることになります。
あの時諦めずに就活を続けていたら、
こんな事にはなっていなかったかもしれない…
そのような後悔をするくらいであれば、
このまま諦めずに選考を受け続けましょう。
自ら諦めて志望企業に入社できなかった場合と、
最後まで諦めずに就職活動を続けたけれど結果的に採用されなかった場合。
その会社に就職できなかったという状況は同じですが、
社会人になってから就いた仕事に対するモチベーションに大きく影響します。
同級生の就活状況は見ない
就職活動をする中でどうしても気になるのが同級生の就活状況。
- 自分された会社の選考に進んでいる
- 早くも数社からの内定を貰っている
- 既に内定先の先輩達と交流を深めている
分かります、気になりますよね。
私の就活生時代にも何を勘違いしているのか、
SNSに就活状況を細かく記録して公開するいる人がいました。
同級生の就活状況を見て自分のモチベーションが上がる
“負けず嫌いタイプ”にとっては良い刺激になります。
反対に、自分と比較して焦ったり落ち込んでしまう人は、
同級生の就活状況が耳に入って来ないようにしましょう。
良い情報はキャッチ。ただの自慢話はブロック。
そんな器用に振り分けなんて出来ない!という人は
思い切ってSNSをブロックしたりミュートをしてもいいと思います。
そういう自分にとってマイナスに働く情報が入ってくるコミュニティと
距離を置くことも必要です。
自分にとって大事な判断が迫られる就職活動。
周りの騒音で惑わされない様にしましょう。
本当に入社したい会社の情報をチェック
就職活動を続ける間に自分で勝手に自分のレベルを下げ、
本当に入社したい会社・憧れの企業を切り捨てていませんか?
- 自分なんかがこんな大企業を受けるなんて恥ずかしい
- 他の会社でも不採用だからこの会社の選考に進んでもどうせ落とされる
- あの会社の選考、あんなに大勢受けるなんて自分には勝ち目がない…
まず、採用基準なんてその会社の人事担当者しか分かりません。
就活生の中で噂される不確定要素がたくさん詰まった選考基準を真に受けて
憧れの企業を諦めるなんて、なんのための就職活動か分かりません。
自分が少しでも憧れた会社、入りたいと思った会社の情報をもう一度見てみましょう。
諦めかけているのなら今すぐ選考に応募を、
既に不採用になってしまったのであればその悔しさをバネに
後悔のない就職活動を進めてください。
5年後、10年後の働き方をイメージ
就職活動をしていると、自分が何をしたいのか、
どの会社に進むべきなのか分からなくなりますよね。
そんな時は、その会社に入社した自分の姿を想像してみましょう。
直近の自分の姿ではなく5年後と10年後の未来の自分。
5年後、すっかり新人の立場から脱却して働く自分。
上司と後輩に挟まれて働く自分。
10年後、もしかすると管理職になっているかもしれません。
部下を持つ責任と自分の業務のバランス、
プライベートも今とは大きく変わっているかもしれませんね。
雇用条件や仕事内容など、一部の情報のみで惹かれた会社でも
長期的な目で考えてみると厳しい面が見つかるかもしれません。
給料は良いけれど結婚したら続けるのは厳しそう、
仕事は楽しそうだけど転勤にも耐えられる?
など、総合的な判断が必要です。
しっかり考えて慎重に判断しましょう。
会社選びは割と大事
私が就職活動をしている時、社会人の先輩の中には
なんて言われたこともあるのですが、個人的には会社選びは重要だと思います。
競合他社でも研修方法や先輩からのフォロー、新人だけではなく管理職の働き方など
同じ商品を扱う同職種でも、会社によって様々でした。
機会があるのであれば
この業種であればどこでもいい!
なんて言わず、会社の内部まで気にしてみてください。
少しの差でも自分に合う・合わないは入社後に大きく影響するはずです。
【断言】就職活動はやり切った方がいい。
やらぬより、やった後悔
なんてよく言いますが、正に就職活動に言えることです。
あの時諦めずに就活をしていればこんな思いをしなかったのかな…
なんて後悔にあふれる社会人生活になるなんて勿体ないことです。
就活で培った判断力や行動力はその後の人生でも
活かせることが多くあります。
無理せず、それでも諦めず、
自分の納得がいくまでやり切りましょう。