新卒で入社した広告代理店で営業職を経験
新卒で入社したのが広告代理店、職種は営業でした。
仕事内容としては、新人だったので一日中飛び込み営業です。
雨の日も風の日も、猛暑も寒波も関係なく
毎日大きな営業バッグに大量の資料を詰めて歩き続け、
飛び込み営業をしていました。
アポが取れるようになると少しずつ一日の流れが変わり、
アポの間に飛び込み営業や電話で新規アポ獲得!みたいなことをしていて、
今考えると本当に向いていないことよくやっていたよなと思います。
当時お世話になった上司や先輩方のことは今でも尊敬しています。
あんなに新規営業が不向きな人間に対しても、
自分のやり方を貫いていいから動いてみろ!と向き合ってくれたなあ…。
結婚で他県へ。寿退職です
旦那との結婚が決まり、今の街へ引っ越すことになりました。
前職の職場から新幹線で2時間くらい離れている他県なので、
結婚する=退職ということで寿退職です。
その後3ヶ月程度は専業主婦だったのですが、
慣れない土地で今までの生活とのギャップがかなりのストレスに。
すぐに正社員として働くことを選びました。
なぜ事務職を選んだのか
理由はシンプルです。
営業職が大変だったから。
体力もなければ人との会話も苦手な私が
これ以上営業の道を選び続けることはありませんでした。
他にリストアップした条件としては、
- 土日祝完全休み(旦那の仕事が平日のみ)
- オフィスワーク(体が弱すぎて悪天候の中、外で働くとすぐ体調崩す)
- ヘアネイルOK!(派手なタイプではないのですが、制限されることが非常に苦手なのです)
- 残業なし(帰宅後はご飯を作って旦那を待つ嫁をイメージしていました)
- 正社員(一度パートになるといつか正規雇用で働きたくなった時に自分の性格上ハードル高そう)
以上のような条件で慣れない土地で転職活動をスタートし、
3社程受けた結果今の会社に決めました。
現在の働き方
転職活動中のことを思い出していると、元々そんな条件で探していたなあ…と懐かしくなります。
やはり働いてみると少しずつ当時の希望条件通りに行かないことがありますね。
それでも満足しているポイントもあるので今の働き方自体に不満はないです。
≪現在の働き方≫
- 事務職といえど業務の半分以上は個人顧客の電話対応
- 残業は月に20h~30h
- ヘア、ネイル、服装自由
- 土日祝休み
- 大型連休は業務が滞る為、1日だけ出勤することも
こんな感じです。強いて言うなら残業時間を減らすように頑張っているところです。
まあ会社の自由度が高い分、細かい制度などがいい加減で嫌な所もありますが、
自分の性格を考えると規則に縛られるのも嫌だし、良い働き方をさせてもらっていると思います。
営業職から転職して感じた事務職の善し悪し
世の中にはかなり多くの会社があり、
その中でも様々な働き方をされている方がいらっしゃるので、
あくまでも私という人間が前職と現職を比較して思うことをご紹介します。
全企業の事務職が同様であるなんてことはありえません。一個人の感想です。
前職の営業スタイルが新規に力を入れていたこともあるのですが、
私のようなインドアタイプにとっては一日中屋内にいることが幸せなんです。
細かいことを言うと、
私の仕事は半分以上が電話対応だったりするのでオフィスワークと言うより
デスクワークと言った方が正解なのかもしれません。まあそのあたりは見逃してください。
雨の日も風の日も、酷暑や寒波も通勤さえ乗り切れば後は問題ありません。
外に出ることもないのでメイクが激しく崩れることもなく、少ない荷物で済みます。
また、体調を崩しやすい私にとっては、
デスク周りで業務が完結するという点でも体力的に助かります。
この点も、業種や会社にもよると思うので、あくまでも私の経験からの比較です。
どうしても営業となるとお客様第一の働き方になるので、
そろそろ帰ろうかというタイミングで鳴る担当顧客からの電話により、
突然の依頼に夜遅くまで対応することもありました。
それに比べて事務業務となると、余程重要度の高い仕事でない限り、
最悪今日は定時で帰って明日少し早めに出勤するとか、
明日の業務に入れ込めるからとりあえず今日は帰ろうという選択がしやすいです。
※何度も言いますが、弊社の場合です。突然の仕事依頼で予定外の残業をすることもあります。
事前に何か旦那と約束している時や、
家事が溜まって平日にやらざるを得ない時もあるので、
自分で融通を利かせられる点は大きいです。
営業と比べるとどうしても…ですよね。
営業は売上目標を達成すれば『達成おめでとう!!』な空気を味わうことが出来ますが、
事務職となるとなかなかそんな機会ありません。
舞い込む仕事をいかに捌いていくか。終わったら次、終わったら次。
営業の売り上げ目標を達成する苦労を考えると当然なのですが、
あの社内からのお祝いムードを知っている私は、
時々無償に褒められたくなる時があります(笑)
社会とはそんな甘い世界ではないので割り切って仕事をしていますが、
なるべく後輩には定期的に褒める為の面談を用意することもあります。
私のことは誰が褒めてくれるんだ!!褒めて頂けるように引き続き精進します。
転職活動の時から思っていたのですが、
やはり売上に直結する営業職の給料と比較すると事務職の給料は低めの会社が多いです。
会社選びって、どの条件を優先させるかなので、私の場合、
未経験でも正社員の事務として採用してくれる土日祝日休みの会社であれば
給料面は特に重要視していなかったのですが、時々感じますね。
営業時代の給料明細が懐かしい・・・
また、前職には営業手当やインセンティブ制度があったので、
働いた分だけ基本給に上乗せされていたんですよね。
事務職はそのような手当がないところも多いので、
繁忙期も閑散期も給料に変動がありません。
それが良さでもあるのですが、
もう帰宅後に疲れて何もできないくらい忙しい時期なんかは、
インセンティブが懐かしくなります。
100点の職場はないが自分が満足すればそれでいい!!
贅沢を言えばきりがなので、私には事務職が向いているかな~という程度です。
営業職が嫌いだったということではなく、どちらも楽しく働けているのは同じです。
営業職は直接お客様からお礼を言われたり、
社内の同僚や上司・後輩と団結して目標を達成している感じがとても好きだった。
ただ体力的・働き方的に営業職として転職をしようとは考えなかった。
事務職は体力的にも勤務時間的にも働きやすいので家庭と両立しやすい。
ただずっとデスクに向いて仕事をすることが苦手な人はすぐに辞めていくし、
評価が給料に反映されることも少ない。
比較するとこんな感じです。
今回は私が経験した2つの職種で比較をしましたが、世の中には大量の職種があります。
先述したように、結局のところ
『どのような働き方をする為にどの条件を優先させるか』
だと思います。
家族や趣味などプラベートを最優先として生きていく人と、
スキルや仕事としての地位を追及する人とでは考える軸が全く違いますからね。
別職種に転職して丸2年、たった2年ですが、転職して私が感じたことは以上です。